日本基督教団 衣笠病院教会の歩み

 

  • 1945年08月15日 終戦


  • 1946年横須賀米海軍司令官デッカー大佐より日本基督教団総会議長小崎道雄牧師

に対し、キリスト教の病院設立の指示が出る。

  • 1947年07月26日 共済会病院衣笠分院が正式に移管される。

同年08月01日 日本基督教団衣笠病院として発足し、診療業務開始。同時に毎朝職員礼拝を実施、宗教部を置き、聖書研究会などの活動を始める。
担当、宮本信之助、林 保 両牧師(横須賀教会)。

  • 1948年03月10日 病院献院式。同時に、中島房男牧師が衣笠病院チャプレンに就任。

これに伴い、職員食堂を利用して礼拝堂とし、聖日礼拝、職員朝の礼拝、
祈祷会など教会活動や、病院内伝道などを積極的に開始。

  • 同年06月01日 「教会設立承認申請書」を日本基督教団に提出。

同年06月23日 日本基督教団より第一種教会設立の正式承認を受ける。これにより「日本基督教団衣笠病院教会」が誕生。この日をもって「教会創立記念日」と定める。

1949年04月 新会堂建築の準備を始める。設計を岡見健彦氏(高輪教会員)(注)に依頼。

(注) 岡見健彦氏(1898年~1972年)は、東京美術学校(現在の東京芸術大学)を卒業し、遠藤新 建築創作所に勤務。遠藤新の紹介で渡米、フランク・ロイド・ライト(帝国ホテルの設計者)に学び、ライトの図面、計画案と実施案に分類し、体系的に整理した最初の弟子(アプレンティス)で、1930年に米国を離れるまで多くの記録写真を撮った。第2次世界大戦後は米国海軍施設部で建築に携わるほか、教会建築や学校建築でライト風の建物の設計を行なった。(出典:ライトと日本の窓)
作品としては、高輪教会(現存)、衣笠病院教会(一部改築)、田浦教会(初代会堂)など。

  • 1952年09月20日 神奈川県知事宛に「設立認証申請書」を提出。


  • 1953年01月新会堂建築起工。


  • 同年03月 竣工。


  • 同年04月11日 献堂式。


  • 同年11月02日 宗教法人設立登記完了、「宗教法人日本基督教団衣笠病院教会」となる。


  • 1960年01月06日衣笠病院火災

教会堂を除き、衣笠病院ほぼ全焼、新生児8名を含む16名の尊い命を奪う、誠に痛ましい出来事でした。

  • 同年01月08日 衣笠病院火災犠牲者の合同葬儀を会堂において執り行う。


  • 1973年06月 会堂の塔撤去 (腐朽のため)。


  • 1978年04月 鎌倉霊園に教会墓地購入。


  • 1992年06月21日 教会創立50周年記念礼拝、記念誌 「教会創立50周年記念誌」の発行。


  • 2017年06月04日 会堂耐震補強工事竣工。


  • 2023年06月・・・当教会ホームページの公開。